不労所得 予想分配金提示型

【うまく使え】予想分配金提示型のメリットとデメリット【不労所得】

こんにちは。かわ吉です。

欲しい。不労所得が欲しい。

ただ生活費の全てが不労所得で賄えてしまうと人生は堕落する。それは一生懸命働くインセンティブがなくなってしまうから。人生において一生懸命取り組めるものがないのは地獄。死んだ方がマシ。

でも本業や年金のプラスαという意味での不労所得は人生を豊かにしてくれる。自分の給料では絶対に買わないものや経験を買うきっかけを作ってくれる。それが人生の幅を広げるきっかけになるから。

でも本業や年金+αの不労所得でさえも作るのは簡単ではない。不動産投資は、金額が大きいし物件選びを間違えると修正ができない。数回失敗したのちいつかは優良物件を掴めるかもしれない。その数回の失敗で致命傷を負ってなければ。

不動産投資で不労所得を狙うのは少し難しい。

そうであれば金融商品で不労所得は作るのはどうだろうか?ワイが提案したいのは、金融商品の中でも予想分配金提示型の投資信託。

予想分配金提示型の投資信託を活用すれば、誰でも安定した不労所得が狙える可能性が高い。

今回はそれについて解説する。

そもそも投資信託とは?

そもそも投資信託は、複数の投資家から集めたお金をまとめて、専門の運用会社が株式や債券、不動産などに投資する金融商品。

投資信託のポイントは以下。

お金を集める: 投資信託は多くの投資家から資金を集める。個人では大きな資金を運用するのが難しい場合でも、みんなの力を合わせることで投資の幅が広がる。

⇒少額からの投資が可能となる。(1円でもOK)

専門家が運用: 投資信託はプロのファンドマネージャーが運用。市場の動向を分析し、どの資産に投資するかを判断する。

⇒個人投資家は何もせずにプロが売買してくれる。(常に株価や経済ニュースを見る必要はない)

リスク分散: 投資信託は多様な資産に投資するため、リスクを分散できる。一つの資産が値下がりしても、他の資産がカバーしてくれる可能性がある。

⇒1つの投資信託を買うことで3,000社以上の企業へ投資が可能。

手軽に投資: 投資信託は少額から始められるため、初心者でも手軽に投資ができる。定期的に積み立てることも可能。

⇒つみたてNISAで積立投資すれば大きな節税に繋がる。

手数料: 投資信託には運用管理費用(信託報酬)や購入手数料がかかる。これらのコストを理解しておくことが大切。

⇒活用する証券会社を選別すれば高いコストもへっちゃら。

要するに、投資信託はみんなのお金を集めてプロが運用し、リスクを分散しながら投資できる便利な仕組み。

出典:一般社団法人投資信託協会

予想分配金提示型とは?

投資信託であればどの商品でも不労所得が狙えるわけではない。

投資信託の中でも不労所得を作るのに向いているのは、予想分配金提示型のもの。

そもそも予想分配金提示型が何なのか解説する前に、毎月決算型について解説したい。それは毎月決算型を先に理解した方が予想分配金提示型の良さがイメージしやすいから。

毎月決算型ファンドとは?

毎月決算型(もしくは毎月分配型)とは、決算頻度が年12回の投資信託のこと。一般的に分配金を毎月支払う投資信託がこの型にあたる。

つまりは、保有している投資信託から毎月お小遣いがもらえるのが毎月決算型ファンド。だから極論「毎月の分配金(お小遣い)>生活費」が達成できればFIREできるということ。

出所:マネーセンス

毎月決算型ファンドの問題点

夢のような毎月決算型ファンドだが、もちろんデメリットもある。それは、分配金の原資が投資元本になるリスクがあるということ。

極端に言うと、100万円分の投資信託を購入。分配金を5万円もらった後に、この投資信託を売ると95万円しか戻ってこないということ。

なぜこのようなことになるかというと、毎月決算型ファンドは、分配金の質よりも量を最優先するものが多いから。つまり、運用がうまくいっていなくても、毎月安定したお小遣いを支払うということ。利益が出ていない場合も、貯金を崩してでもお小遣いを払うよって感じ。

確かに毎月お小遣いは欲しい。でもそれはあくまで投資元本は減らない範囲で!!というのが大半の人の理想。100万円投資して、お小遣いをももらっても投資元本は100万円を下回らないでほしいもしくは増えててほしいということ。つまりはお小遣いの質が悪くなる可能性が高いのが毎月決算型ファンド。

この点を考えると毎月決算型ファンドは少しこの理想を叶えるには相性が悪い。

予想分配金提示型は量と質を満たしてくれる

毎月お小遣いをもらえるけど、その質が悪くなる可能性が高いのが、毎月決算型ファンド。

では毎月お小遣いがもらえて、なおかつその質も高いという条件を満たせるものがあるのだろうか?

ということでここで予想分配金提示型が登場する。

予想分配金提示型は、質の悪いお小遣いが出にくいように設計されている。基準価格(投資信託の値段=株でいうと株価のようなもの)の水準に応じて支払われる分配金(=お小遣い)が決まっている。毎決算期末に分配方針に基づいて最終的な分配金額(=お小遣い)が決定する。

たとえば、予想分配金提示型ファンドの中で一番人気である「アライアンスバーンスタイン米国成長株投信Dコース」の分配方針は以下。

2021年1月の決算日は1月15日だが、「毎計算期末の前営業日」の基準価額で分配金額が決定されるため、14日の基準価額を参照する。14日の基準価額は11,683円で、「11,000円以上12,000円未満」のレンジに該当するため、当該決算期の分配金は200円ということになる。

基準価格が高いとき(=株価が上昇しているとき)は多めのお小遣いをもらえる。しかもそのお小遣いの原資は運用益から。つまり、投資元本を崩していないケースが多い。

つまり、予想分配金提示型ファンドからもらえる分配金(=お小遣い)は、安心して使えるお小遣いということ。投資元本を崩したお小遣いではないから。

この質の高いお小遣いももらえるのが予想分配金提示型ファンドの一番のメリット。

予想分配金提示型も完璧ではない

もちろん、この世に完璧なものなどない。これは予想分配金提示型ファンドも同様。

察しのいい読者は気づいているかもしれないが、予想分配金提示型ファンドの一番のデメリットは、分配金(=お小遣い)が安定しないこと。

基準価格が高いとき(=株価が上昇しているとき)は、質の高いお小遣いをたくさん出してくれる。一方で、基準価格が低いとき(=株価が下がっているとき)は、分配金(=お小遣い)が「0」になる可能性がある。ただ分配金が0になるのは基準価格が10,000円を下回ったときのものが大半。ということは基準価格が10,000円を上回っている予想分配金提示型ファンドを選べば、

分配金(=お小遣い)の量よりも質を重視してしまう点が辛い。

ただ、予想分配金提示型ファンドは給料もしくは年金のプラスαを生むツールとして考えるとこれは大きなデメリットにはならない。予想分配金提示型ファンドで生活費を賄う必要はないのだから。

その他にも予想分配金提示型ファンドは運用管理コストが高いなどのデメリットはあるが、これは活用する証券会社を選別すれば問題解決できるから気にしなくてOK。

オススメの予想分配金提示型ファンド

予想分配金提示型ファンドは、質の高いお小遣いを狙うには最適なツールの1つ。ただ、予想分配金提示型ファンドではあればなんても良いわけではない。

基準価格が10,000円を大きく上回る予想分配金提示型ファンドに投資&基準価格が長期低迷すれば、お小遣いは1円ももらえない。

でも安心してほしい。一切責任は取らないが、おすすめの予想分配金提示型ファンドはある。

それはアライアンスバーンスタイン米国成長株投信C・Dコース。ファンドの成績も優秀で長期保有も可能な、優良ファンド。

是非検討してみてほしい。

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